Free泥まみれで全力疾走 三農恵拓高で恒例のマッドフラッグ

旗に向かって泥の中を疾走する出場者

青森県立三本木農業恵拓高(中村豊校長)は24日、同校の水田で全校田植えを行い、生徒634人が手作業で苗を植えた。恒例のマッドフラッグ大会では、生徒や教員が泥まみれになりながら水田を駆け抜けた。

 全校田植えとマッドフラッグ大会は、三本木農業高時代からの恒例行事。

生徒たちに交じって田植えをする熊谷浩二ゼネラルマネージャー(中央)

 今回で51回目を迎える田植えでは、学科ごとに水田に横1列に並んで作業。リーダーの号令に従い、田に張られたロープの結び目に合わせて一斉に植えた。同校出身でサッカーJ3のヴァンラーレ八戸ゼネラルマネージャーの熊谷浩二さんも参加。後輩たちと親睦を深めた。自身も学生時代に田植えに参加したという熊谷さんは「泥の感覚が懐かしかった。天気も良く、みんな元気で良かった」と話した。

 マッドフラッグは、砂浜で行うビーチフラッグスの水田版。出場者は泥を跳ね上げながら水田を全力疾走し、旗を目がけて飛び込んだ。植物科学科1年の三浦陽栞さん(15)は「泥の中は思ったより走りづらかった。フラッグまでみんなで一直線に向かって行くのが楽しかった」と話した。

 
お気に入り登録