Free朝のニュースダイジェスト(5月29日)

【八戸市中心街で二つのイベント】
 八戸市中心街が歩行者天国となるイベント「はちのへホコテン」が28日、今年初めて開かれた。市庁前市民広場を会場とした「青空マーケット」も同時開催され、多彩な出店が並んだ街なかに家族連れらが繰り出した。老舗百貨店・三春屋が閉店し、中心街が空洞化する中、民間の活力でにぎわい創出を目指す取り組みが進められている。

 【三沢市長選は小桧山吉紀氏が無投票再選】
 任期満了に伴う三沢市長選は28日告示され、無所属で現職の小桧山吉紀氏(73)=自民、公明推薦=以外に届け出がなく、小桧山氏が無投票で再選を決めた。小桧山氏は同日午後5時過ぎ、同市大町2丁目の事務所で関係者と共に万歳三唱し、「三沢は難題が山積しており、市民のために働くことが恩返しになる」と抱負を語った。

 【青森県知事選、各候補がラストサンデーの活動】
 6月4日投開票の青森県知事選は28日、選挙期間中で最後の日曜日を迎えた。立候補した宮下宗一郎候補(44)、横垣成年候補(63)=共産党、社民党推薦=、小野寺晃彦候補(47)の3人は、八戸、青森、弘前など票田の都市部を回り、応援弁士らと共に支持拡大を訴えた。宮下、小野寺両候補は、多くの人でにぎわう八戸市の館鼻岸壁朝市から活動をスタートし、無党派層への浸透などに注力。横垣候補は告示日を迎えた青森市長選と連動した活動を展開し、「反自民」の受け皿としての存在感をアピールした。

 【六旬館の来場者が100万人に】
 六ケ所村の特産品販売所「六旬館」の来場者数が28日、2018年4月のオープン以来、約5年間で100万人を達成し、施設を運営する村観光協会(及川次夫会長)が記念セレモニーを開いた。

 【インフルエンサーが八戸の魅力を体験】
 日本の魅力や観光情報を伝えるインフルエンサーとして活動するカナダ出身のミカエラ・ブレイスウェイトさん(35)=福岡県在住=が27、28の両日、八戸市を訪れた。種差海岸や館鼻岸壁朝市、中心街の横丁などを見て回り、ユーチューブや交流サイト(SNS)で発信する地元の魅力を体験。「八戸はグルメのまちで穴場がたくさんある。種差海岸には自然の美しさが残り、目の前に広がる景色に感動した」と話した。

 
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