Free高卒予定者の積極採用要請 八戸市長、市内経済団体に

熊谷雄一市長(左)から要請書を受け取る武輪俊彦会頭(右から2人目)=25日、八戸市
熊谷雄一市長(左)から要請書を受け取る武輪俊彦会頭(右から2人目)=25日、八戸市

若年層の地元就職促進に向け、八戸市の熊谷雄一市長は25日、市内の経済3団体に対し、来春卒業する高校生の積極的な採用や人材定着の推進を要請した。

 八戸公共職業安定所の4月末現在の調査によると、管内の新規高卒予定者2450人のうち、就職希望は498人。青森県内での就職を希望するのは302人で、うち八戸管内は261人となっている。

 この日は、熊谷市長や八戸職安の田村修一所長らが八戸商工会館を訪問。八戸商工会議所(武輪俊彦会頭)、八戸経営者連盟(吉田誠夫会長)、八戸地区雇用対策協議会(河原木琢也会長)に、▽求人票の早期提出▽採用枠の維持、拡大▽人材の定着に向けた職場環境の整備―を求めた。

 熊谷市長は「優秀な人材が市外に流出することなく、希望通りこの地域で就職できるよう働きかけてほしい」と要請し、武輪会頭は「早速、企業に周知する」と応じた。

 2019年3月高校卒の就職者は、3年以内の離職率が県内39・7%で、全国平均の35・9%を上回る。田村所長は「新入社員と近い年齢の従業員がコミュニケーションを取り、悩みを聞くことで、定着率の向上につながる」と助言した。

 
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