Freeゼニガタアザラシの赤ちゃん誕生/浅虫水族館

17日に誕生したゼニガタアザラシの赤ちゃん
17日に誕生したゼニガタアザラシの赤ちゃん

青森市の青森県営浅虫水族館で今月、雄のゼニガタアザラシの赤ちゃんが誕生した。母親の「静(しず)」に寄り添って甘えたり、元気いっぱいに動き回ったりする様子が、来館者を楽しませている。

 赤ちゃんは17日に誕生した。首回りの銭模様が特徴で、22日時点で体重21・2キロ、体長推定80センチ。父親は分かっておらず、DNA鑑定を行う。名前は今後決める。

 2~3週間の授乳期間を終えると、母親から離れて、魚を食べる練習を始めるため、公開をいったん休止する。生まれたばかりの姿を見られるのは今だけだ。

 同館飼育展示部海獣グループの宮西優輔さん(23)は「2年連続で繁殖に成功してうれしい。多くの人にかわいがられ、愛されるアザラシになってほしい」と願った。

 22日、姉妹で子どもを連れて訪れた東京都の自営業渡辺淑恵さん(39)は「本当にかわいい。赤ちゃんが誕生した時に来られて良かった」と目を細めた。

 
お気に入り登録