Free階上岳の麓ににぎわい戻る 4年ぶり「臥牛山まつり」

4年ぶりに開催された「臥牛山まつり」。階上小の子どもえんぶりが花を添えた
臥牛山まつりで披露された赤保内小児童による「子ども駒踊り」

「はしかみ臥牛山(がぎゅうざん)まつり」が21日、階上岳登山口付近の「交流の森広場」で4年ぶりに開かれた。「階上そば」など地場産品の屋台や、町内小学生による郷土芸能や歌謡ショーなど、大勢の来場者がさまざまな催しを満喫。階上岳の麓に久方ぶりのにぎわいが戻った。

 階上岳のツツジが見頃となる時期に合わせ、「はしかみ産業振興委員会」が毎年開催していたが、新型コロナウイルスの影響で2020年から3年連続で中止に。今回は4年ぶりに開かれ、22回目となった。

 まつりでは、階上町立階上小、赤保内小の児童がえんぶりや駒踊りを披露。カラオケ大会やスペシャル歌謡ショーのほか、三陸復興国立公園指定10周年を記念した福餅まきが行われ、会場を沸かせた。

 家族で訪れた階上町道仏の主婦山下真理さん(48)は「久々のお祭りが楽しみで、子どもたちがわくわくしていた。だんだん活気が戻ってきたなと感じる」と笑みを浮かべた。

 
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