Free朝のニュースダイジェスト(5月19日)

【青森県知事選は4人の争いに】
 任期満了に伴う青森県知事選は18日告示され、いずれも無所属新人で、前むつ市長の宮下宗一郎氏(44)、元むつ市議の横垣成年氏(63)=共産党、社民党推薦=、前青森市長の小野寺晃彦氏(47)、元損害保険会社員の楠田謙信氏(66)の4人が立候補を届け出た。2003年以来の新人同士による争いが確定。人口減少など県政の重要課題にどう立ち向かうかを争点に17日間の舌戦に突入した。投開票は6月4日で青森市長選と同日選となる。

 【有権者が新リーダーに求めるものは?】
 18日に告示され、いずれも無所属新人の4候補による争いの火ぶたが切られた青森県知事選。20年ぶりに県政のリーダーが交代する重要なターニングポイントとなる。人口減少や子育て支援、物価高対策など多くの課題が山積する中、有権者は新リーダーに何を期待するのか。県南地方で聞くと、「リーダーシップ」「柔軟性」「発想力」「責任感」といったワードが浮かんだ。

 【洋野町で住宅火災、焼け跡から2遺体】
 18日午前2時半ごろ、洋野町阿子木第18地割、男性会社員(65)方から出火、木造2階建て住宅約166平方メートルと物置約42平方メートルを全焼した。火元の住宅部分からは性別不明の2人の遺体が見つかった。男性は1人暮らしで出火以降、連絡が取れなくなっている。久慈署は2人の遺体の身元確認を進めているほか、事件性の有無も含めて出火原因を調べている。

 【2024年問題の対応へ事業計画を決定】
 トラック運転手の時間外労働の規制強化で物流の停滞が懸念される「2024年問題」を巡り、青森県トラック協会三八支部(森山慶一支部長)は18日、八戸プラザホテルで開いた総会で、荷主との取引環境の改善や、運転手の長時間労働の是正に向けた対応などを盛り込んだ本年度の事業計画を承認した。

 【新型コロナの患者は1定点当たり3・27人】
 青森県は18日、新型コロナウイルスの5類移行後初めてとなる、感染症発生情報を発表した。大型連休明けの8~14日の1週間に、県内の60定点医療機関から報告があった新型コロナの患者数は196人で、1定点当たりでは3・27人だった。全数把握から定点把握に切り替わったばかりで、比較対象はないものの、県は感染者数が増加している可能性があるとして、予防を呼びかけている。

 
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