Free朝のニュースダイジェスト(5月18日)

【青森県知事選、きょう告示】
 6月4日投開票の青森県知事選は18日告示され、17日間の選挙戦に入る。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で前むつ市長の宮下宗一郎氏(44)、前青森市長の小野寺晃彦氏(47)、元損害保険会社員の楠田謙信氏(66)、元むつ市議の横垣成年氏(63)=共産党、社民党推薦=。5期目の現職三村申吾氏(67)が今期限りでの退任を表明し、20年ぶりに県政のリーダーが交代する転換点。2003年の知事選以来の新人4氏による争いが濃厚だ。

 【三村知事が小野寺氏支持表明】
 今任期での勇退を表明している現職の三村申吾氏(67)は17日、県庁で報道陣の取材に対し、青森県知事選に立候補を予定する前青森市長の小野寺晃彦氏(47)を支持する意向を明らかにした。前むつ市長の宮下宗一郎氏(44)と公約を比較した結果、小野寺氏の経済対策がより具体性を持っているとの認識を示し、「イメージよりも一定の目標を示すことが県民に対する誠実な姿勢だ」と説明した。

 【東北道事故、八戸のトラックが衝突】
 16日夜に宮城県栗原市の東北自動車道下り線で停車中のバスに大型トラックが衝突し、計4人が死傷した事故で、八洲陸運(青森市、塩竈一也社長)の同社八戸営業所が取材に応じ、衝突したトラックは同営業所で使われている車両だったと明らかにした。また、国土交通省東北運輸局は同日、同営業所に対する特別監査に着手した。

 【六戸で「はれわたり」の田植え】
 青森県産米の新品種「はれわたり」の今秋全国デビューに向け、青森県上北地域県民局の指導拠点ほ場となっている六戸町下吉田の赤石義周さん(49)の水田で17日、田植えが行われた。赤石さんは「県内や全国においしいコメを届けたい」と意気込んだ。

 【八戸市議会、新議長に小屋敷氏】
 八戸市議会は17日、改選後初の臨時会を開き、正副議長選で、議長に第一会派「自民クラブ」の小屋敷孝氏(61)=当選5回=を、副議長に同会派の日當正男氏(67)=同3回=を、それぞれ選出した。正副議長選は単記無記名方式で実施。議長選は、投票総数28票のうち、小屋敷氏が27票、無所属の苫米地あつ子氏が1票を獲得。副議長選は日當氏が26票、苫米地氏が1票で、無効票が1票だった。

 
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