Free地球も海も全部知りたい! たんけんクラブが発足式/八戸・マリエント

サケの稚魚を放流する子どもたち
サケの稚魚を放流する子どもたち

八戸市水産科学館マリエント(吉井仁美館長)は14日、同館で2023年度の「マリエント『ちきゅう』たんけんクラブ」の発足式を開いた。会員が海洋や地球科学に対する好奇心を高めるとともに、理解を深めていくことを誓った。

 クラブは07年度に誕生。ジュニア(小中学生)、シニア(高校生以上の生徒、学生)、プラチナ(一般)の3部制で、本年度は約130人でスタートした。

 吉井館長は「私たちの周りにはなりたい仕事、夢がかなう仕事がたくさんあるということを多くの会員に知ってほしい」と呼びかけた。

 その後、参加した会員約50人が、活動の安全と成長を祈願し、同館前の海にサケの稚魚約500匹を放流した。

 市立白山台小6年の髙坂真浩君(11)は「生き物が好きなので、不思議に思ったことを積極的に調べたり聞いたりしたい」と抱負。妹で3年の由実さん(8)は「いろんな場所の見学が楽しみ」と期待を膨らませていた。

 
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