Free感謝を込めて何贈ろう? 14日は「母の日」

母の日に贈る切り花を品定めする来店客=13日、パセリー菜八戸本店
母の日に贈る切り花を品定めする来店客=13日、パセリー菜八戸本店

日頃の感謝の気持ちを込めて―。きょう14日は「母の日」。八戸市内の生花店は13日、定番のカーネーションなど色鮮やかな花のギフトを買い求める人でにぎわった。一方、ホームセンターは特設コーナーを設置。小型家電が注目を集めるなど、贈り物のニーズも多様化しているようだ。

 母の日は1908年、米国の女性がカーネーションを飾って亡き母をしのんだことが起源とされる。日本でもすっかり定着し、生花店にとっては客足が絶えない書き入れ時となる。

 パセリー菜八戸本店では、カーネーションの切り花のほか、近年はフラワーアレンジメントの人気が高まっている。季節感のあるアジサイなどを贈るケースも多くなっているという。

 市立三条小5年の松橋明花さん(10)は「ゴールデンウイークに家事を手伝ってもらったお小遣いで買いに来た。お母さんの好きな花を贈って、ありがとうの気持ちを伝えたい」と話し、熱心に品定めしていた。

 ホームセンターのサンデー(同市)は、専用コーナーを設けてキャンペーンを展開。カーネーションを中心とした切り花のギフト以外にも、調理家電やマッサージ機器などが売れ筋になっている。担当者は「お母さんが日常的に使うような商品を購入するお客さまも多い」と語った。

 
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