Free工事期間中の安全祈願 市営住宅北園、瀬戸山団地整備/十和田

くわ入れで工事の安全を祈願する小山田久市長
くわ入れで工事の安全を祈願する小山田久市長

十和田市が進める新たな市営住宅団地の整備事業で、市などは10日、工事の安全祈願祭を開いた。工事は6月1日に着手し、2024年11月末に終了予定。完成すれば、1998年落成の八甲団地以来の新設市営住宅となる。

 整備するのは、同市西十二番町にある青森県西公舎跡地の「(仮称)北園団地」と、同市東三番町にある市民東プール跡地の「(同)瀬戸山団地」。既存の金崎A、B団地と上平団地の老朽化に伴い建設する。

 民間資金やノウハウを活用するPFI手法を導入。工事は市内の建設業者で構成する特別目的会社(SPC)が担う。総事業費は33億5500万円。

 いずれの団地も鉄筋コンクリート造りでエレベーター付き。北園団地は5階建てで65戸、瀬戸山団地は3階建てで35戸を設ける。共に単身者用の部屋が多いのが特徴。

 JA十和田おいらせ本店で行われた安全祈願祭には、市や工事関係者ら約40人が出席。くわ入れなどで、工事期間中の無事故を祈った。小山田久市長は「子どもから高齢者まで、誰もが心豊かで住みやすいまちづくりの一助となれば」と期待感を示した。

………………………………………

※地域のニュースはデーリー東北で。まずはアプリをダウンロードしてお試しください。無料コンテンツもたくさんあります。
https://www.daily-tohoku.news/user-guide-app

 
お気に入り登録