Freeスイカやキュウリなど13種類の苗販売始まる 名農高

購入客と交流しながら野菜苗を販売する生徒
購入客と交流しながら野菜苗を販売する生徒

青森県立名久井農業高(小泉朋雄校長)で11日、恒例の野菜苗販売が始まった。生徒が丁寧に育てた13種類の苗を買い求めようと、多数の来場者でにぎわっている。12日まで。

 苗は、生物生産科の2、3年が2月中旬に種まきを始め、栽培に着手。スイカやメロン、キュウリ、ナスなど計5万本を用意した。

 全校生徒155人が会場誘導や会計係などを担い、はつらつと接客。購入者と談笑しながら、車まで苗を運び入れた。

 毎年訪問しているという、八戸市南郷島守の小林良次さん(77)は「名農生が一生懸命育てているから良質。収穫するのが楽しみだ」とトマトの苗を手に取った。

 同科3年の宇藤魁人さん(17)は「生育状況に合わせた移植や温度管理に留意した配置換えを行った。どの品目もお薦め」とPR。

 同科1年の三浦愛唯さん(15)は「多くの方が来てくれてうれしい。お客さんとしっかりと交流したい」と意気込んだ。 12日の販売時間は午前9時~午後2時。

 
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