Freeハンドボールで児童熱戦 青森、函館のチーム招き交流/野辺地

交流試合でシュートを狙う選手
交流試合でシュートを狙う選手

ハンドボール競技が盛んな野辺地町で、同町と青森市のスポーツ少年団、函館市のスポーツクラブによる交流会が6、7の両日、町立体育館で開かれ、小学生の選手らが練習試合を通して競技力の向上を目指すとともに、親睦を深めた。

 3団体はそれぞれの地域でハンドボールの普及と選手育成に力を入れている。以前から交流会が行われてきたが、コロナ禍による中断もあって函館市の潮スポーツクラブを招いての合同開催は5年ぶりとなった。

 町は男女別で2チームが参加。函館市は近年注目されている「ストリートハンドボール」の選手も加わり、2日間で4チーム、約50人の選手がコーチや保護者、仲間から「いいぞ!」「声をかけ合って守れ!」などと熱い声援を受けながら、1試合10分の総当たり戦を繰り返した。

 大きな体を生かし豪快なゴールを決めた潮スポーツクラブの田中星有(せいあ)君(11)は「(ストリートハンドと違い)ボールが重くてつかみやすかった。みんなを引っ張っていきたい」と意欲。

 函館との交流試合は初めてという、野辺地小6年で女子チーム主将の大森陽乃(はるの)さん(11)は「緊張しなかったが、チームに余裕がなかったかも」と振り返った。また、同小6年の中村侑太君(11)は「目標は東北大会優勝。体力が足りないのが分かった。守備を強化していきたい」と課題を挙げた。

 
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