往年の名車が一堂に集う「クラシックカーミーティング」（六戸クラシックカー倶楽部主催）が３日、六戸町の舘野公園で４年ぶりに開かれた。青森県内外のオーナー自慢の名車２００台以上が集結。愛好者らはバラエティーに富んだ車両が並ぶ光景を楽しんだ。

　今回で１０回目。新型コロナウイルス感染症の流行以降、中止が続いていた。来場者は手入れの行き届いた憧れの旧車や珍しいフォルムの車体を興味深く見入り、カメラでの撮影やオーナーとの車談義に花を咲かせた。

　愛媛県から愛車のスズキ・フロンテを運転して訪れたという山上功さん（６７）は、４月下旬に埼玉県で開催した展示イベントにも参加。「東北は初めて来た。同じ車種は見かけなかったが、レアな部品が手に入ったのが収穫」と喜んだ。

　倶楽部の苫米地和夫代表は「無事に開催できて良かった。たくさんの人が集まり、クラシックカーの魅力とブームを再認識した」と語った。