Free朝のニュースダイジェスト(5月2日)

【恐山が開山】
 むつ市の恐山が1日、冬季閉鎖から半年ぶりに開山した。青空が広がり気温も高めだったが、風が強く時折小雨の降る時間帯も。県内外から訪れた参拝客や観光客が荒涼とした岩場の広がる場内を踏みしめながら、それぞれの思いをはせた。

 【小野寺氏が公約発表】
 青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)に立候補を予定する前青森市長の小野寺晃彦氏(47)は1日、同市で記者会見し、選挙戦で掲げる公約を発表した。県政最大の課題として人口減少対策に主眼を置き、政策全体を貫く経済、子育てなど四つの柱を設定。県内6圏域にスタートアップセンターを配置し、年間400社以上の創業を目指すほか、学校給食費を含む子育て経費の順次無償化やプレミアム付き商品券発行などを打ち出した。

 【青森県議会の会派構成決まる】
 青森県議選を経て改選議員の任期が始まったことを受け、県議会の6会派が1日、県議会事務局に会派届を提出し、新たな議会の構成が決まった。自民党は改選前と同じ29人を維持。立憲民主党は2人増の6人となり、無所属も加わったため会派名称を「新政未来」に変更した。

 【病院の対応に疑問点】
 八戸市で3月、みちのく記念病院に入院していた同市の男性=当時(73)=が顔面に傷を負った状態で死亡し、同じ病室の男が殺人容疑で逮捕された事件を巡り、「肺炎」を死因とする死亡診断書を作成した病院に医師法違反などの疑いがあるとして、青森県警は4月28日、病院に家宅捜索に入った。県警の捜査や遺族の証言などから、病院の対応には警察への通報や、死因の判断、遺族への連絡などに疑問点が浮かぶ。時系列とともに事件の経過を追った。

 【達増知事と意見交換】
 インドネシア北スマトラ州メダンで日本国総領事を務める久慈市出身の田子内進氏(59)が1日、岩手県庁に達増拓也知事を訪ね、総領事館が管轄するスマトラ島のアチェ州などと県との交流や連携について意見を交わした。

 
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