Free春彩るつるしびな 「しちのへひなまつり」28日開幕

飾り付けが進む、しちのへひなまつりの会場
飾り付けが進む、しちのへひなまつりの会場

「しちのへ春まつり」のメインイベントの一つ「しちのへひなまつり」が28日、七戸町商店街で始まる。期間中は目抜き通りにある旧家など計14会場に、ひな人形やつるしびなが展示され、華やかに春の街を彩る。30日まで。

 七戸ひなまつりの会(盛田惠津子代表)主催。新型コロナウイルスの影響で2019年以来、4年ぶりの開催となる。

 会場には江戸時代から伝わる貴重なひな壇飾りや、色鮮やかな手製のつるしびななどがずらりと並ぶ。会場となる明治時代の建築物も見どころ。盛田代表は「各グループが趣向を凝らして展示しているので、会場によっても趣が違う。ぜひ会場を回って春めいた気分を味わってほしい」と話す。

 27日、会場の一つである旧山勇商店で、町の文化ボランティア団体「アニマシオン七戸」(五十嵐みよ代表)が飾り付けの確認などを行った。五十嵐代表は「久しぶりの開催で緊張もあるが、会員みんなわくわくしながらやっている。ぜひ来場して、ひなまつりの雰囲気を楽しんで」とPRする。

 入場無料。時間は午前10時~午後3時。他会場ではひな飾りのほか、つるし飾りの制作体験や骨董(こっとう)展示販売などを行う。

 問い合わせは、七戸ひなまつりの会=電話090(1399)3587=へ。

 
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