Freeこいのぼり大小156本、ゆったり/五戸・桜沼

風に乗ってすいすいと泳ぐこいのぼり
風に乗ってすいすいと泳ぐこいのぼり

五戸町上市川の桜沼で、恒例のこいのぼり掲揚が始まった。大小さまざまなこいのぼり156本が風にそよぎ、道行く人を楽しませている。5月上旬まで。

 地元住民らが1998年から実施しており、2019年からは「桜沼を守る会(通称・桜沼守)」(中里智会長)が続けている。

 23日は強風の中、関係者が約200メートルのワイヤにこいのぼりを丁寧にくくり付ける作業を行った。こいのぼりは、県道15号(橋向五戸線)からも見える。

 中里会長の父で、同会顧問の政廣さんによると、こいのぼりは寄贈がほとんどで、今年も4人から寄せられた。例年200本以上掲げているが、今年は長く使い続けて傷んだ物は除いたという。

 政廣さんは「数は昨年より少なくなったが、子どもたちの健やかな成長を願う気持ちは同じ。来年は200本掲げたい」と話した。

 
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