Free菜の花摘み、袋いっぱい 来月、4年ぶりフェス/横浜町

菜の花の詰め放題を楽しむ参加者
菜の花の詰め放題を楽しむ参加者

横浜町の特産品・菜の花を活用した観光シーズンの到来を告げる「菜花摘み体験inよこはま」(町観光協会主催)は16日、同町大豆田地区の畑で開かれ、町内外から訪れた大勢の参加者が、菜の花の詰め放題イベントなどを楽しんだ。

 菜の花は20センチ程度に成長し、黄色い花が咲く前が食べ頃。同日は小雨が交じりの肌寒い天候で、参加者らは雨具に軍手、長靴姿。会場となった約20アールの畑でしゃがんで移動し、ビニール袋いっぱいになるまで緑色の茎と葉を詰め込んだ。

 また、会場脇の施設「自然苑(じねんえん)」では菜の花の天ぷらを載せたそばや、菜の花を練り込んだ棒パンが提供され、緑色で広大な菜の花畑を眺めながら味わっていた。弘前市から家族6人で参加した自営業八木澤ひろみさん(73)は「毎年来ている。ここの菜の花はとてもおいしい」と絶賛。「酢みそあえにしたい。ゆでて刻み五目飯に載せてもおいしい」とレシピを披露した。

 町内ではコロナ禍収束に伴い4年ぶりに、一面に黄色くなった畑を5キロと8キロのコースで巡る「菜の花ウォーク」を5月14日に予定。さらに「菜の花大迷路」を設けるほか、「2023菜の花フェスティバルinよこはま」として同20日にステージショーなどを、同21日にはタレントの石原良純さん(61)をゲストに招く第33回菜の花マラソン大会などを、いずれも自然苑前広場を主会場に行う。

 問い合わせは同フェスティバル実行委員会事務局(町産業振興課内)=電話0175(78)2111=へ。

 
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