Free朝のニュースダイジェスト(4月19日)

【八戸市の人口が22万人を下回る】
 住民基本台帳に基づく八戸市の人口が、3月末で21万9733人となり、旧南郷村との合併以降、初めて22万人台を割り込んだことが18日、市への取材で分かった。21万人台となるのは、1973(昭和48)年以来50年ぶり。転入と転出による社会動態と、出生と死亡による自然動態のいずれもマイナスが続いており、人口減少に歯止めがかからない状況だ。

 【統一地方選の町村議選がスタート】
 統一地方選後半の町村議選が18日、告示された。青森県南、岩手県北地方の13町村では、合算の定数158に対して179人が立候補。おいらせ町は無投票で16人が当選し、12町村は選挙戦がスタートした。投票は23日で即日開票される。

 【八戸港拠点の商業捕鯨、週内にも開始】八戸港を拠点に毎年行われている商業捕鯨が、早ければ週内にも始まる見通しであることが18日、関係者への取材で分かった。小型捕鯨船2隻が19日に同港へ到着し、海況を見て操業を始める。

 【八戸に映画文化の灯を再び】
 八戸市内で唯一の映画館「フォーラム八戸」が閉館して3カ月。映画館がなくなった街に、再び映画文化の灯をともそうと、公共施設などを活用した自主上映会が続々と企画されている。近く予定される上映会の主催は市民や酒店、飲食店などさまざま。規模の大きな映画館では上映されないミニシアター系の作品を中心に取り上げる予定だ。トークや映画の内容に沿った飲食の提供など作品の魅力を伝える“仕掛け”もそれぞれ用意しており、八戸で新たな映画体験が生まれようとしている。

 【全国一斉に学力テストを実施】
 小学6年と中学3年を対象にした文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が18日、青森県など全国で一斉に行われた。小学校では国語と算数の2教科、中学校では国語と数学に加え、4年ぶりに英語が実施された。県内の公立学校では、小6が9042人、中3が9396人の計1万8438人がテストを受けた。結果は7月下旬に公表する。

 
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