Free下風呂温泉郷動画が最高賞 日本国際観光映像祭 出演「おかみの会」喜び

グランプリ受賞の喜びを冨岡宏村長(右)に報告した「下風呂温泉おかみの会」のメンバー
グランプリ受賞の喜びを冨岡宏村長(右)に報告した「下風呂温泉おかみの会」のメンバー

風間浦村の下風呂温泉郷で、かつて歌い継がれていた「下風呂小唄」を復活させる過程を描いたPR動画「よみがえる下風呂小唄~下風呂温泉郷のいま~」が、第5回日本国際観光映像祭(実行委員会主催)で最高賞のグランプリに輝いた。出演した「下風呂温泉おかみの会」のメンバーが4日、村役場に冨岡宏村長を訪ね、喜びを報告。「受賞をきっかけに、多くのお客さまに下風呂温泉を訪れてほしい」と期待を寄せた。

 優れた観光映像を表彰する同映像祭は2019年から開催。今回は3月16日に滋賀県大津市で開かれ、「水との暮らし、祈りの空間へ」をテーマに、国内各地から132点の応募があった。

 動画は、おかみの会メンバーのインタビューや、下風呂小唄の歌唱シーンで構成される6分35秒のドキュメンタリー。21年夏の豪雨災害や、新型コロナウイルス禍の影響を大きく受けた温泉郷に再び活気を取り戻そうと、村が制作した。

 映像作家の下田翼さん(弘前市)がプロデューサー、映像ディレクターの藤代雄一朗さんがディレクターを務め、昨年10月にユーチューブで公開。グランプリのほか、最優秀観光ドキュメンタリー映像賞、スペシャル部門SAWAMURA賞も獲得した。

 下田さんは「(メンバーの)ありのままを伝えた作品。これからも下風呂温泉のファンとして魅力を伝えていきたい」と喜びのコメント。

 長谷会長は「動画を見た人から多くの反響があり、うれしい。(書き入れ時の)春の大型連休や夏休みに向けて、多くのお客さまに来てもらえるよう頑張りたい」と話した。

 村は動画の第2弾を今夏までに公開する予定。

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