Free12選挙区59候補に審判 青森県議選9日投開票

統一地方選の前半戦となる青森県議選(定数48)は9日、投開票が行われ、即日開票される。無投票当選が決まった4選挙区の6人を除き、八戸市など12選挙区に立候補した59人が残り42議席を争う。投票は同日午前7時~午後8時(一部は1~2時間繰り上げ)。午後11時過ぎには大勢が判明する見通しだ。

 県議選の行方は、統一選後半の市町村議選や首長選にも影響するとみられる。現有29議席を占める県政与党の自民党が勢力を維持するか、立憲民主党を中心とした野党が議席を伸ばして反転攻勢に出られるかが焦点となる。

 新人が相次いで立候補した八戸市や上北郡、むつ市などでは、当落線上で複数の候補がしのぎを削る。黒石市や北郡など津軽地域の1人区も接戦の様相を呈する。選挙戦最終日の8日も、各候補が人手の多い街頭に繰り出して訴えに力を込めた。

 投票は、無投票だった選挙区以外の県内780カ所で行われる。2019年の前回選で過去最低の48・38%だった投票率の行方にも注目が集まっている。

 
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