大湊海自カレー普及会（宮本明会長）は３月２７日、「大湊基地業務隊カレー」を提供するレストランクッチーナ（むつ市小川町２丁目）で、再認定式を行った。昨年１２月から新たに着任した同隊の坂口淳司令（５２）が、カレーを試食して採点。１００点満点中９９点を付け、味に太鼓判を押した。

　大湊海自カレーの提供店では、司令ら幹部が交代するたびに再認定審査を行っている。今回は初の試みとして、味付けやバランスなど５項目を採点する方式を採った。

　試食した坂口司令は、具材の切り込みの大きさが忠実ではないとして「１点減点としたが、隊内では都合上できないだけで、本来求めている大きさ。味としては１０１点を付けたい」とお墨付きを与えた。

　同店の菊池利勝店長（５３）は「今回は特に緊張した。無事に認定を頂いたので、市内のみならず県内外の方々に多く知ってもらえるよう頑張りたい」と決意を新たにしていた。

　同店が提供する海自カレーは、１日２０食限定で１２００円（税込み）。金、土、日曜のみの販売。２０１７年６月の提供開始以降、累計販売数は１万食を超えているという。