Freeゴボウ、リンゴで酵素コーラ 三沢発、新たなブランド特産品

高蔵ホークが開発した「酵素コーラ」を手にする西野たい子代表(中央)と関係者
高蔵ホークが開発した「酵素コーラ」を手にする西野たい子代表(中央)と関係者

三沢市は27日、地元の農畜水産物を使い、市の魅力を発信する「三沢ブランド特産品」に、同市の高蔵ホーク(西野たい子代表)が製造販売する「酵素コーラ」を認定した。同市産のゴボウや青森県産リンゴなどを使っているのが特徴で、香料など添加物を加えていないクラフトコーラに仕上げた。西野代表は「市民はもちろん、三沢の土産品として親しんでほしい」としている。

 認定事業は、市の知名度や地場産品の価値向上などが目的。2020年度にスタートし、今回の酵素コーラを含めて19商品が認定を受けている。

 西野代表によると、県産リンゴと滋賀県産のショウガを使って発酵原液を調合。テンサイ糖や三温糖で甘みを付け、同市産のゴボウパウダーなどと一緒に煮詰め、こしょうやシナモンでアクセントを加えた。炭酸水や牛乳で割ったり、ヨーグルトにかけて食べたりするのがお勧めという。

 27日には市役所で認定書交付式が行われ、小桧山吉紀市長が西野代表に認定書を手渡し「オリジナリティーあふれる魅力的な一品。三沢を代表する土産品となるよう市としても応援していく」と激励。西野代表は「今後も商品開発と情報発信を続けていきたい」と意気込みを語った。

 認定商品はロゴマークを使用したPRが可能になるほか、市ホームページなどに掲載される。

 
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