Free「11ぴきのねこ」新たな石像お目見え/三戸

お披露目された「おおきなさかな」の石像。左にある説明板の上に子守歌が流れる装置が取り付けてある
お披露目された「おおきなさかな」の石像。左にある説明板の上に子守歌が流れる装置が取り付けてある

三戸町は28日、地元出身の漫画家、故馬場のぼるさんの絵本「11ぴきのねこ」に登場する「おおきなさかな」の石像を関根ふれあい公園に設置した。同作品を生かしたまちづくりの一環として2013年度から石像設置を進めており、今回が12体目。脇には作中に登場する子守歌が流れる装置もあり、絵本の世界を再現している。

 「おおきなさかな」はシリーズ第1作に登場するキャラクター。石像は高さ128センチ、幅154センチ、奥行き64センチ。子守歌「ねんねこさっしゃれ」が流れる装置は人感センサー式で、人が前を通ると作動する。

 現地で除幕式があり、松尾和彦町長と三戸保育園の園児が完成を祝った。

 松尾町長は「(石像は)絵本から飛び出してきたような、生き生きとした姿になっている。より多くの人が作品に親しんでくれたら」とあいさつ。

 同保育園の年長児、杉田流星ちゃん(6)は「絵本で見たさかなと同じ形だった。一緒に遊びたいな」と笑顔を見せた。

 
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