Free週間ダイジェスト(3月19~25日) 

▽岩手県知事選と県議選は9月3日投開票
 岩手県選管は20日、任期満了に伴う知事選と県議選の投開票日を共に9月3日と決めた。告示は知事選が8月17日、県議選が同25日。知事選は前県議の新人千葉絢子氏(44)と4期目の現職達増拓也氏(58)による争いが確実視される。

 ▽介護職に関心は3割
 介護の人材不足が課題となる中、青森県内の高校生の3割が、福祉や介護の仕事に関心を寄せていることが八戸学院大短期大学部介護福祉学科が本年度実施した意識調査で分かった。

 ▽感染初確認から3年
 新型コロナウイルスの感染者が青森県内で初めて確認されてから23日で3年。感染再拡大の懸念は残るが、日常の風景が戻りつつある中、北奥羽地方の各業界では、コロナ禍の3年間で疲弊した経済社会活動の本格的な再生に期待が高まる。

 ▽「自然真営道」青森県重宝に
 青森県教委は22日の定例会で、県重宝(書籍、典籍)に、八戸藩ゆかりの思想家・安藤昌益が著した「自然真営道」の八戸市立図書館所蔵本を指定することを決めた。国内に現存する3組のうち唯一の初版本。

 ▽住宅地23年連続下落
 国土交通省は22日、2023年1月1日時点の公示地価を発表した。青森県の住宅地の平均変動率はマイナス0・3%(前年比0・2ポイント増)で23年連続の下落、商業地もマイナス0・6%(0・3ポイント増)と31年連続の下落となったが、下落幅は縮小した。

 ▽蓬田の養鶏場で鳥インフル
 青森県は23日、蓬田村の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事案が発生したと発表した。24日に遺伝子検査でも陽性が確認されたため、飼育する約33万羽の殺処分など防疫措置に着手。埋却や消毒を含めた防疫措置は31日ごろの終了を見込む。

 ▽八戸港コンテナ取扱量5万本突破
 青森県八戸港管理所は23日、2022年の八戸港のコンテナ貨物取扱量(速報値)を公表した。年間取扱量(20フィート換算、空コンテナを含む)は5万1405本となり、8年連続で5万本の大台を突破した。

 ▽生活保護引き下げは「違法」
 国による生活保護の基準額引き下げは生存権を保障した憲法、生活保護法に違反するとして、八戸、青森両市の受給者4人が両市の減額処分取り消しを求めた訴訟の判決で、青森地裁は24日、引き下げは違法として減額処分を取り消した。取り消し判決は大阪、熊本、東京、横浜、宮崎各地裁に次ぎ6件目。

 
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