国による生活保護の基準額引き下げは生存権を保障した憲法、生活保護法に違反するとして、八戸、青森両市の受給者４人が両市の引き下げ取り消しを求めた訴訟の判決で、青森地裁（鈴木義和裁判長）は２４日、引き下げは違法だったとして、減額処分を取り消した。取り消し判決は大阪、熊本、東京、横浜、宮崎各地裁に次ぎ６件目。

　生活保護の引き下げに関する訴訟は２９都道府県で起こされ、今回が１５件目の判決となる。

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