青森県立高校で１７日、２０２３年度入試の合格発表が一斉に行われ、約６７００人に一足早い“春”が訪れた。志望校に合格した受験生は家族や友人と笑顔で喜び合い、４月からの新生活に胸を膨らませた。

　県教委によると、合格者は全日制６４２０人、定時制２７２人。

　県立八戸東高では、発表時間の１０分前から、受験生らが次々と訪れ、緊張した面持ちで待っていた。

　午前９時に体育館前に設置されたホワイトボードに合格者の受験番号が掲示されると、「あった」「おめでとう」などと歓声。受験生は自分の番号の前で記念写真を撮影したり、友人と抱き合ったりしていた。

　八戸市立第二中の岡田奏海（かなみ）さん（１５）は表現科に合格。「絶対に入りたかったので、番号があってほっとした。高校の制服を着て登校できるのが楽しみ」と目を輝かせていた。

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