Freeマリンマイスターに23人認定/八戸水高の3年生

マリンマイスターに認定された八戸水産高の3年生
マリンマイスターに認定された八戸水産高の3年生

全国水産高等学校長協会が優れた成績を収めた生徒を顕彰する「マリンマイスター」に、青森県立八戸水産高(嵯峨弘章校長)の3年生23人が認定された。プラチナ獲得者のうち、海洋生産科3年の古川豪一さん(18)は得点合計で全国1位、水産工学科3年の慶長侑真さん(18)は3位の好成績で、特別表彰にも輝いた。

 全国の水産・海洋系の学科などに所属する生徒について、各大会での活躍や取得した資格の難易度に応じて点数を付け、優秀者をマリンマイスターとして認定している。本年度はプラチナ(60点以上)に5人、ゴールド(59~45点)に6人、シルバー(44~30点)に12人が入った。

 全国のプラチナ認定者の上位10人程度には特別表彰が行われており、同校で3位以内を獲得するのは初の快挙となった。

 1位に輝いた古川さんは潜水士や甲種危険物取扱者、2級ボイラー技士など3年間で20種類の資格を取得。「3年間頑張った成果で、やり切ったという気持ち。地元を漁業で活性化するためにこれから頑張っていきたい」と抱負を語った。

 慶長さんは「3位に入ったのは驚きだが、甲種危険物など資格の勉強はやりがいがあった」と笑顔を見せる。将来は機関士を目指しており、同校の専攻科に進学するという。

 
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