Free「新しい自分に出会える場所」 土橋君(吹上小)優良賞 図書館学習コン

伊藤博章教育長(左)から賞状の伝達を受けた、優良賞の土橋巧実君(左から2人目)、佳作の戸賀澤亨君(同3人目)
伊藤博章教育長(左)から賞状の伝達を受けた、優良賞の土橋巧実君(左から2人目)、佳作の戸賀澤亨君(同3人目)

2022年度の図書館を使った調べる学習コンクールの全国大会で、八戸市立吹上小5年の土橋巧実君の「新しい自分に出会える場所 それが図書館」が優良賞に入選した。市立新井田小3年の戸賀澤亨君の作品も佳作に選ばれた。頻繁に利用する地元の図書館を題材にした土橋君は「審査を通して、市立図書館のことを知ってもらえたのがうれしい」と喜びを語った。

 大会は図書館振興財団(東京)が主催。小中学生を中心に11万3450点の応募があり、文部科学大臣賞など入賞32点と、入選となる優良賞134点、奨励賞258点、佳作1256点を選出した。

 土橋君は、図書館には本を借りるだけでなく、さまざまな役割があることに注目。歴史や地元の施設で働く人の声などをまとめた。最後に「あったらいいな、こんな図書館」と題し、理想の施設を考えた。

 21日は市庁で伝達式が行われ、伊藤博章教育長が土橋君と戸賀澤君に賞状などを手渡した。

 2年の時、佳作に選ばれ、入選は2回目となる土橋君は「調べるうちに知らないことが出てきて、もっと調べるのが楽しい。また挑戦したい」と意欲を示した。

 習字の歴史をテーマにした戸賀澤君は「今回の作品では現地に行ったりした体験のまとめが多かった。次は、もうちょっと本を通して(疑問の答えを)突きとめたい」と話した。

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