Freeブレイズの選手、引退後の人生は? サンデー社長講演「自己観察、分析大事」

サンデーの川村暢朗社長の講演を聴く東北フリーブレイズの選手ら
サンデーの川村暢朗社長の講演を聴く東北フリーブレイズの選手ら

アジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズは15日、八戸市のサンデー本社で所属選手の引退後のキャリア開発を目的とした「キャリアデザインプロジェクト」を開いた。同社の川村暢朗社長の講演を通じ、ブレイズの選手約20人がそれぞれのセカンドキャリアについて考えを深めた。

 ブレイズがアスリートのキャリア支援事業などを手がける「APOLLO PROJECT」の山内貴雄代表、八田茂理事の協力を得ながら、昨年6月から進めている同プロジェクトの一環で、「地域と社会を知る」をテーマに開かれた。

 川村社長は同社の事業内容や基本方針などを説明した上で、プロアイスホッケー業界と重ね合わせ、「達成不可能と思えるような長期目標を立て、挑戦することが大切」と強調。選手たちがセカンドキャリアを考える上でのアドバイスとしては「自己観察、分析をすることが大事。方向性を決めることは自分自身にしかできない」と話した。

 ブレイズの畑享和選手は「まずは自分の強みや足りない部分を知ることが大切だと分かった。社会に出たときのために、今から準備をしていきたい」と語った。

 
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