Free野辺地の食材ふんだん 特製コロッケ、学校給食で提供 地域おこし協力隊・横井さん開発

野辺地町産の食材を使ったコロッケを頬張る児童
野辺地町産の食材を使ったコロッケを頬張る児童

昨年11月に野辺地町地域おこし協力隊の横井さくらさん(37)が開発した、ホタテなどの町産食材を詰め込んだコロッケが6日、町内4小中学校の給食で提供され、子どもたちが地場産品のおいしさに触れた。

 子どもたちに地元食材や特産品に興味を持ってもらいたい―と思ったのがきっかけ。メニューに登場したのはホタテクリームコロッケを学校給食用に改良した「ホタベビコロ」。地元産のホタテ、ナガイモ、米粉、カワラケツメイ茶を使用した。

 この日、横井さんらが町立野辺地小4年生の教室を訪れ、「町のおいしさを凝縮した」とアピール。児童らは「おいしい」「ホタテの味がする」などと言いながら頰張った。

 佐藤つぐみさん(10)は「中がとろとろで食べやすい。野辺地のおいしい物が合体している」と喜んだ。

 同校4年生からアンケートを取り、改良していく予定で、横井さんは「県外に町の食材を発信していきたい」と意気込んだ。

 
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