Freeカンボジアへボール寄贈/ヴァンラーレなど

サッカーボールやチャイムなどの贈呈式の様子(ヴァンラーレ八戸提供)
サッカーボールやチャイムなどの贈呈式の様子(ヴァンラーレ八戸提供)

サッカーJ3ヴァンラーレ八戸と、チームオフィシャルパートナーの農業法人マルタケ(おいらせ町)が1月、カンボジアプレイベン州のメサン高校にサッカー用品や学校用チャイムなどを寄贈した。

 ヴァンラーレによると、パートナー企業と協力して物品を寄贈するのは今回が初めて。

 マルタケでは、12人のカンボジア人が技能実習生として働いている。竹ケ原正克社長は「実習生の母国のためにやれることはないか」と考え、チャイム寄贈を考案。持続可能な開発目標(SDGs)の観点から、「過去のシーズンで使用したサッカー用品を何かに役立てたい」と考えていたヴァンラーレの下平賢吾社長と相談し、寄贈に至った。

 両者は1月18~22日にメサン高校に赴き、ヴァンラーレはボール44個とユニホーム48着、マルタケは日本式学校チャイム一式をそれぞれ贈った。

 8日、両代表がホームタウンの一つである、おいらせ町役場本庁舎を訪れ、成田隆町長に写真を見せながら活動を報告した。

 下平社長は「今後もホームタウンの企業と協力して、さまざまな活動をしていきたい」と語った。

 
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