Free「街並みきれい」 執筆者モド氏が盛岡来訪 NYタイムズ「行くべき52カ所」

谷藤裕明盛岡市長(左)と懇談したクレイグ・モド氏=7日、同市役所
谷藤裕明盛岡市長(左)と懇談したクレイグ・モド氏=7日、同市役所

米有力紙ニューヨーク・タイムズが特集した「2023年に行くべき52カ所」で、盛岡市を紹介する記事を執筆したライターのクレイグ・モド氏(42)=米国コネティカット州出身、神奈川県鎌倉市在住=が盛岡市を訪れた。7日は、東北の地方都市について広く伝えた記事の反響を喜ぶとともに、「歩きやすくて街並みがきれい。全体的に健全なところに感動した」と改めて盛岡の魅力を語った。

 モド氏は日本で暮らして23年目。世界各地の旅先に関する特集では、ロンドンに次ぐ2カ所目に盛岡を紹介した。記事は、21年に国内10都市を選んで巡った際、盛岡で街を歩くなどして市民と触れ合った体験を基に執筆したという。

 記事の掲載後、盛岡を訪問したのは初めて。取材に対し「市民の優しさや料理のおいしさ、街並みの作りなど、全体的に良かった」と当時を振り返り「10の都市の中で一番感動的だった」と絶賛した。

 同紙には、何度も情熱的に盛岡を推薦したという。モド氏は「2番になるとは思わず、皆と同じように驚いた」とし、「私はただ短い文章を書いただけで、素晴らしいのは市民。このような街があることに感謝している」と語った。

 この日は市役所で、谷藤裕明市長と懇談。谷藤市長は「市民の反響も大きい。地方都市を取り上げてくれたことをありがたく思う」と謝意を伝えた。 モド氏は8日、岩手県庁で達増拓也知事と懇談する予定。

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