三戸町出身の漫画家、故馬場のぼるさんの人気絵本シリーズ「１１ぴきのねこ」を題材にしたスタンプが６日、東北地方の郵便局で発売された。日付印、小型スタンプ（４個）、ふせんスタンプの３商品があり、それぞれ違うねこの絵柄が採用されている。

日本郵便東北支社（仙台市）が販売する１１ぴきのねこグッズの第１８弾。三戸郵便局（橋本正俊局長）が企画し、キャラクターグッズを手がける「エンスカイ」（埼玉県草加市）、こぐま社（東京都）の協力を得て製作した。

ダイヤルで日付を変えられる日付印は６種類の絵柄を用意。１種類を郵便局の店頭、５種類をネットショップで販売する。価格は各４４００円（税込み）。

小型スタンプはカラフルな浸透印で、４個セット１３２０円（同）。ふせんスタンプは黒の浸透印で、１個８８０円（同）。

６日は町役場で贈呈式があり、橋本局長が松尾和彦町長に各種スタンプを手渡した。

　橋本局長は「日付印といえば郵便局。多くの『ねこファン』に使ってもらえれば」と笑顔。松尾町長は「庁舎内や町内外の人とのコミュニケーションに活用し、町の魅力を伝えたい」と話した。

また、三戸郵便局では２２日の「ねこの日」に特別な小型通信日付印を押印する。１０回目の今回は「遠足の途中にたい焼きを食べてひとやすみするねこ」で、郵頼も受け付けている。

問い合わせは同郵便局＝電話０１７９（２２）２３６３＝へ。