Free大みそか“小さな幸せ”を 年越しそば、準備盛ん/八戸

年越しそばの準備が大詰めを迎えるそば店。早朝から仕込み作業に精を出した=30日、八戸市
年越しそばの準備が大詰めを迎えるそば店。早朝から仕込み作業に精を出した=30日、八戸市

今年も残り1日。八戸市内のそば店では、一年を締めくくる年越しそばの準備に大忙しだ。

 「長生き」や「厄を断ち切る」などの願いを込め、大みそかに食べるとされる年越しそば。同市十六日町の「鶴よし」では30日、朝から仕込み作業に追われた。

 そば打ちは通常1日1回だが、3回に増やして対応。調理場では、店主の千葉修三さん(64)が手際良く生地を切りそろえ、トントンと軽快な音を響かせた。31日までの2日間で前年並みの160食を用意する。

 千葉さんは「『おいしい』は小さな幸せ。お客さんが笑顔になるそばを作りたい」と話した。

 
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