Free透明かまくらドーム ランチも雪景色も楽しんで 道の駅奥入瀬、23日開店

23日にオープンする「奥入瀬かまくらドームレストラン」=20日、十和田市
23日にオープンする「奥入瀬かまくらドームレストラン」=20日、十和田市

十和田市の道の駅奥入瀬ろまんパークで飲食2施設を運営する「A―WORLD」(古里宣光代表)は、冬季の新たな集客コンテンツとして透明ドーム2基を施設前に設置、23日に「奥入瀬かまくらドームレストラン」をオープンする。ランチとアフタヌーンティーを、それぞれ1日2組限定で提供。12月分の予約はほぼ埋まっており、早くも注目を集めている。来年3月12日まで。

 十和田市版DMO(観光地域づくり推進法人)十和田奥入瀬観光機構と連携した誘客事業で、観光庁の補助事業を活用した。

 ドームは直径3・6メートル、定員4人。内部はヒーターやカーペットで暖めている。飲食をしながら、雪景色や地吹雪といった冬の青森らしい光景を満喫できる。オープンに先立ち、20日は関係者がドーム内での食事を楽しんだ。

 ランチはしゃぶしゃぶと、「奥入瀬ヨーグルト」仕立てのフォンデュの2種類から選べる。ガーリックポークや県産牛、野菜と、地元食材をふんだんに使用した。料金は一人分8800円(税込み)。

 アフタヌーンティーは、コーヒーや紅茶などの飲み物のほか、同社が運営する青森リンゴ専門店「あら、りんご。」の商品をはじめ、リンゴ3個分のスイーツセットを提供する。一人分4400円(同)。

 時間はランチが午前11時半~午後1時半、アフタヌーンティーが午後2時半~同4時半で、1基ごとに貸し切りの空間になる。

 担当者は「冬はなかなか人が来ない地域だが、ドームを新たな観光資源にしたい。雪に接することが少ないという観光客にも楽しんでほしい」と話している。

 3日前までの予約が必要。予約は「奥入瀬ビール」または同機構のホームページから。

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