7月8日午前11時半ごろ、参院選の応援のため奈良市内で街頭演説していた自民党の安倍晋三元首相が散弾銃で撃たれた。

　銃撃した男は、その場で取り押さえられ現行犯逮捕された。安倍元首相は病院に救急搬送されたが、死亡。北奥羽地方の住民や出身政治家らに大きな衝撃を与えた。

　9月27日に安倍元首相の国葬が行われることになったが、実施そのものに対する賛否や費用の問題などで世論は二分。安倍氏と深い関係があったとされる世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題も浮上し、今なお尾を引いている。

【その時とそれから】

• ▼ 三村知事、大島氏ら国葬参列／青森県関係者(9月27日)
• ▼ 半旗掲揚、八戸など１０市町村／北奥羽地方(9月23日)
• ▼ 国葬、三村知事参加　県「憲政史上最長の首相歴踏まえ判断」(9月20日)
• ▼ 「内閣と県との関係、総合的に鑑みた」／達増岩手知事(9月20日)
• ▼ 自民青森県連、安倍元首相悼み献花台(7月13日)
• ▼ 青森県南住民にも悲しみ　「信じられない」困惑も(7月9日)
• ▼ 「こういう時こそ声を」　自ら奮い立たせる候補も／青森選挙区(7月9日)
• ▼ 安倍氏功績に哀悼の意　言論封殺を非難／自民関係者反応(7月9日)
• ▼ 「民主主義脅かす犯罪」　青森県内与野党も指弾(7月9日)
• ▼ 選挙応援で度々青森県入り　安倍氏、１９年参院選でも(7月8日)