Freeはちのへ総合観光プラザ、23日営業終了 新幹線改札口正面に12月3日移転

23日に営業を終え、移転する「はちのへ総合観光プラザ」=22日、八戸市
23日に営業を終え、移転する「はちのへ総合観光プラザ」=22日、八戸市

八戸市は12月3日、JR八戸駅の新幹線改札口正面に「はちのへ観光案内所」をオープンする。駅ビル内の「はちのへ総合観光プラザ」の営業を23日で終了し、乗降客から分かりやすい場所で“再出発”。利便性の向上を図り、地域の魅力を一層、発信する。

 総合観光プラザは、東北新幹線八戸開業に合わせ、2002年11月に開設した。駅ビルの中2階にあり、観光案内が行われているほか、八戸三社大祭のミニ山車や国宝・合掌土偶のモニュメントを展示している。待ち合わせや休憩場所としても利用されてきた。

 新たな案内所は、観光案内機能に特化。広さはこれまでの3分の1程度となるが、「場所が分かりづらい」などの指摘に対応し、利用者の目にとまりやすい場所で営業する。

 正式オープンは12月3日だが、前日に駅西地区の「フラット八戸」で、プロフィギュアスケーター羽生結弦さんの公演が開かれ、多くの人出が見込まれることから、1、2日はプレオープンとし、観光案内に対応する。今月24~30日は移転作業に伴い休業する。

 観光コンシェルジュの小原舞子さん(28)は「利用してくれる人が増えるのではないか。お客さまが安心して楽しく旅行できるよう丁寧に説明したい」と話した。

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