【南部氏誕生 光行と「鎌倉殿」の時代】(14)糠部の駿馬

歌川国芳「宇治川合戦之図」で、先陣を切る佐々木高綱(左)。池唼は『源平盛衰記』に黒栗毛とあるが、白馬に描かれることも多い(東京富士美術館収蔵)
歌川国芳「宇治川合戦之図」で、先陣を切る佐々木高綱(左)。池唼は『源平盛衰記』に黒栗毛とあるが、白馬に描かれることも多い(東京富士美術館収蔵)
寿永3(1184)年1月、源義経は宇治川(現京都府宇治市)を渡って木曽義仲の軍勢を打ち破った。 この戦で、義経に従う佐々木高綱(秀義の子)と梶原景季(景時の子)が先陣を争った。『源平盛衰記』によると、佐々木の馬・生唼は七戸立、つまり七戸産で.....
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