Free「ふるさと気分」に十日市さん登場 エイトベースで10カ月ぶり開催、にぎわい戻る

「イサバのカッチャ」に扮して南部弁の魅力を紹介する十日市秀悦さん
「イサバのカッチャ」に扮して南部弁の魅力を紹介する十日市秀悦さん

首都圏からの誘客や移住につなげる、八戸圏域ファンミーティング「ふるさと気分」が16日、東京・内幸町の八戸都市圏交流プラザ「8base(エイトベース)」で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う休止を挟んで10カ月ぶりの開催。参加者が圏域自慢の山海の幸を味わいながら、地元ゆかりのゲストトークを楽しむ恒例イベントのにぎわいが戻った。

 12回目を迎えたこの日は、八戸市出身のタレント十日市秀悦さん(63)がゲストで出演。付き人を務めた、俳優の故梅宮辰夫さんとの思い出などをユーモアたっぷりに紹介したほか、参加者の目の前でおなじみの「イサバのカッチャ」に扮(ふん)し、独特のボディラインを生み出す衣装の秘密まで披露した。

 南部弁の伝承に危機感を募らせる十日市さんは、その背景として「いかに親が子どもに語りかけていないかだ」と指摘。魅力を発信するイベント開催にも絶えず力を入れており、「からこしゃぐ(おせっかいの意)しながら続けていきたい」と決意を示した。

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