Free三農・恵拓高とローソンがコラボパン 県産リンゴ、スチューベン使用

東北6県のローソンで販売される「スチュリンコッペパン」

青森県立三本木農業・三本木農業恵拓高の生徒たちが考案した「スチュリンコッペパン」が、11月1日から東北6県のローソン全1173店舗で販売される。県産のリンゴとブドウ「スチューベン」のジャムを使った商品で、生徒たちは「子どもからお年寄りまで幅広い世代に食べてもらいたい」とPRしている。

同校とローソンのコラボ商品企画は2013年に始まった。7回目となる今回は生徒有志18人が意見を出し合い、ローソンや製造を担う工藤パン(青森市)の関係者と協議しながら開発を進めてきた。

ジャムについて三本木農業恵拓高2年の佐々木香音(かのん)さん(16)は「スチューベンの酸味が強かったので、生クリームと混ぜてまろやかにした」と、こだわりを語った。

24日は生徒12人とローソンの関係者が県庁を訪問。パンを試食した青山祐治副知事は「とてもおいしい。今後も生産者と消費者をつなぐ活動に期待している」とエールを送った。


 パンは税込み140円で販売は11月28日まで。10月30日に同校で行われる「三農祭」で先行販売する。11月1日の発売日にはローソン十和田東十一番町店、十和田東四番町店で生徒が店頭販売する。

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