Free週間ダイジェスト(10月16~22日)

▽山の錦、青空に映え
 十和田八幡平国立公園の北端に位置する八甲田地区で、紅葉が見頃を迎えた。晴れ間が広がった16日午前は青森県内外から多くの観光客が訪れ、一面が黄色や赤色に彩られた錦秋の一日を満喫した。

 ▽八戸駅西に複合商業施設
 発電設備のメンテナンスなどを行う北辰工業(八戸市)は17日、同市尻内町の八戸駅西地区に、トランポリンパークを核とした複合商業施設を建設する計画を発表した。着工は2023年7月を予定し、24年5月のオープンを目指す。

 ▽米軍、オスプレイ訓練終了
 三沢防衛事務所は18日、米軍が小川原湖(東北町)で実施していた輸送機CV22オスプレイによる救難訓練が終了したと明らかにした。日米合意に基づく訓練期間は10月末までだったが、米軍側から「訓練を行わない」と事務所に連絡が入った。

 ▽シーガーディアン運用開始
 海上保安庁は19日、海洋監視強化に向け、海上自衛隊八戸航空基地で大型無人航空機「シーガーディアン」(MQ―9B)の運用を始めた。長時間にわたる広範囲の海洋監視に優れ、犯罪の取り締まりや海難、災害対応などに活用する。

 ▽青森県関係は4人が育成指名
 プロ野球のドラフト会議が20日、東京都内で行われた。青森県関係で指名されたのは、高校生、大学生の計4人。八戸学院大の松山晋也投手が中日育成1位、青森大の名原典彦外野手が広島同1位、東義高の中田歩夢内野手は巨人同4位、八学光星高の佐藤航太外野手がソフトバンク同11位だった。

 ▽5カ月連続で判断据え置き
 日本銀行青森支店は21日、青森県内の金融経済概況をまとめた。景気判断について「一部に弱さが見られるものの、持ち直している」と、6月から5カ月連続で判断を据え置いた。

 ▽三戸産紅玉、ワイン用に出荷
 三戸町の梅内りんご組合は21日、組合が生産した加工用のリンゴ「紅玉」をサンマモルワイナリー(むつ市)に出荷した。ワイナリーが製造する2商品の主原料になる予定で、組合は「多くの人に三戸産紅玉の味を楽しんでもらえたら」と願いを込めた。

 ▽三沢でバリアフルレストラン
 車いす利用者が多数派となった仮想世界を体験する「バリアフルレストラン」が22日、三沢市総合社会福祉センターで開かれた。東北地方では初めての開催。参加者は“車いす世界”での体験を通じ、共生社会への理解を深めた。

 
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