Free味と香り楽しんで 階上で新そば提供始まる

階上町のわっせ交流センターで新そばを楽しむ来場者=22日
階上町のわっせ交流センターで新そばを楽しむ来場者=22日

23日は二十四節気の一つで、気温が下がり霜が降りる頃とされる「霜降」。晩秋の色濃い北奥羽地方では22日、階上町の「わっせ交流センター」などで新そばの提供が始まり、大勢の来場者が「ひきたて、打ちたて、ゆでたて」の味と香りを楽しんだ。

 品種は耐寒性に優れた「階上早生(わせ)」。センターを運営するNPO法人「はしかみ岳より未来へ」の荻沢一信理事長によると、今年の作柄は粒が小さめで収量も昨年を下回る見込みだが、等級は「1等」に格付けされたという。

 この日は、午前11時の開店前から行列ができ、用意した300食は予想より1時間早い午後2時ごろに完売。家族で訪れた同町赤保内の野沢和弘さん(41)はまな娘の芽生(めい)ちゃん(1)を抱きながら「風味が好きで毎年楽しみにしている。これから『道の駅はしかみ』や『フォレストピア階上』もはしごする」と顔をほころばせた。

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