Free機関車撮影や模擬運転 鉄路の魅力たっぷり 八戸運輸区で鉄道150年イベント

八戸運輸区で開かれた八戸臨海鉄道のディーゼル機関車(右)などの撮影会=16日、八戸市
八戸運輸区で開かれた八戸臨海鉄道のディーゼル機関車(右)などの撮影会=16日、八戸市

JR東日本などは16日、八戸市長苗代の八戸運輸区で鉄道開業150周年記念イベントを開き、全国から応募した限定8人の男性鉄道ファンが車両撮影や業務体験などを楽しんだ。八戸駅構内でも市立北稜中の生徒がえんぶりを披露するなどして節目を祝った。

 イベントは八戸臨海鉄道と連携して実施。参加者は八戸駅から「リゾートあすなろ」の車両に乗り込み、車内から洗浄の様子を見学した。八戸臨海とJR貨物の機関車が並ぶ珍しい組み合わせの撮影や、運転シミュレーターによる運転士や車掌の体験、車両検査の道具を用いた模擬検修などにも興じた。

 大阪府から参加した医師(41)は「じっくりと鉄道の魅力を味わった」と笑顔。八戸市の会社員(53)は「非日常の楽しみがある」と鉄路の魅力を語った。

 運輸区の窪田純区長(50)は「通常は立ち入ることができない部分を見ていただきたいとの思い。今後も安全なサービスを提供していきたい」と話した。

 八戸駅2階自由通路特設ステージでは、吉田正樹駅長(59)と八戸営業統括センター勤務の槻舘慎太郎さん(26)があいさつ。えんぶりのほか、郷土芸能や楽器演奏、書道パフォーマンスなども披露され、大勢の駅利用者が足を止めて熱演に見入った。

………………………………………

※地域のニュースはデーリー東北で。まずはアプリをダウンロードしてお試しください。無料コンテンツもたくさんあります。
https://www.daily-tohoku.news/user-guide-app

 
お気に入り登録