Free八戸市がプラごみ回収の実証事業、17日から 小中野、江陽の公民館に箱設置

プラスチックごみのリサイクルや将来的な分別収集に向け、八戸市は17日、プラごみに関する実証事業を始める。小中野と江陽の両地区の公民館に、これまで「燃やせるごみ」として回収していたプラごみの回収ボックスを設置。集めたプラごみを東京鉄鋼八戸工場(同市)で熱分解し、鉄の原料とする。費用や効果を検証し、リサイクル方法の確立に役立てる。

 4月に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」を受け、12月23日まで実施する。

 回収するのは、一辺50センチ以内の大きさで、汚れが付いていない100%プラスチック製のごみ。食品の容器のほか、バケツやおもちゃ類などのプラ製品が対象となる。

 指定の袋はなく、そのまま、または袋にまとめてボックスに投入。主な対象は小中野、江陽両地区の住民だが、他地区の住民も持ち込むことができる。

 市は事業開始に合わせ、住民説明会も行う。17日は小中野公民館、19日は江陽公民館で、いずれも午後2時と同7時の2回。事業の概要はホームページで公開しているほか、「広報はちのへ」にも掲載する。対象地区の住民にはチラシも配布している。

 問い合わせは、八戸市環境政策課資源リサイクルグループ=電話0178(43)9362=へ。

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