Freeさらなる未来へ決意新たに 向山駅愛好会10周年で式典/おいらせ

式辞を述べる中村淳悦会長
式辞を述べる中村淳悦会長

おいらせ町の向山駅愛好会(中村淳悦会長)は9月25日、同町のレストラン「カワヨグリーンロッヂ」で駅開設100周年と愛好会創立10周年の記念式典を開いた。出席者49人が交流を深めるとともに、今後の活動へ決意を新たにした。

 同駅は1922年、旧鉄道省(国土交通省)が設置した「木ノ下信号場」が前身。36年に駅に昇格。92年に無人駅となった。

 2011年、向山町内会有志が駅に残されていた鉄道グッズを整理、展示してミュージアムを開設。12年に運営主体の愛好会を立ち上げた。精巧なジオラマや旧国鉄時代の看板などが注目を集め、全国の鉄道ファンや地域住民が集う。

 式典で、中村会長は町や青い森鉄道などの関係者に感謝した上で「次の10年、20年を目指して歩き始める」と決意を述べた。出席者はスライドショーでこれまでの歩みを振り返った。19年に駅や周辺地域のイメージソング「また会おう」を制作したシンガー・ソングライター古屋敷裕大さんのミニライブも行われた。

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