Free輝く神輿、沿道感嘆 修復250年ぶり、初披露/名川秋まつり

神社行列で披露された剣吉諏訪神社の神輿
神社行列で披露された剣吉諏訪神社の神輿

南部町剣吉地区で8日、3年ぶりとなる「名川秋まつり」が始まった。神社行列では、昨年250年ぶりに修復された剣吉諏訪神社の神輿(みこし)が初披露され、沿道から感嘆の声が上がった。

 町有形文化財に指定されている神輿は、当時の有力者たちが1771年に京都の職人に制作を依頼し、取り寄せたとされる。同神社では72年から例大祭で神輿行列が行われ、現在まで伝統が受け継がれている。

 制作から250年が経過した2021年、民間団体の助成が決まり、地域住民の寄付金も集まったことから、専門業者に修復を依頼。劣化した金具や剥げ落ちた漆を塗り直すなどの作業が行われ、きらびやかな装飾が輝きを取り戻した。

 昨年の神社行列で披露する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。今年は規模縮小ながら3年ぶりに開催されることとなり、待ちわびた町民らにお披露目された。

 全校児童で見学に訪れた町立剣吉小6年の赤石柚希さん(11)は「すごく久しぶりにきれいな神輿を見られて、感動している。コロナ禍でイベントの中止が続いていたが、3年ぶりに祭りを見ることができてとてもうれしい」と笑顔を見せた。

 祭りは10日まで。期間中は南部芸能伝承館で各種ステージイベントが行われるほか、露店も並ぶ。最終日の10日には、町内3小学校のパレードのほか、ミスさんさによる盛岡さんさ踊りや北上鬼剣舞なども披露される。

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