新型コロナウイルスの影響で冷え込んだ地域経済の回復に向け、八戸商工会議所は９月１日から、食事券や地場産品が抽選で当たる「飲食店応援キャンペーン」を展開する。１０月３１日まで。

　参加対象は、商議所会員の八戸市内の飲食店１７６店（３０日現在）。会計５００円ごとに抽選券１枚を配布し、１万円、５千円、３千円分の食事券や、地場産品が３カ月届く定期便（計１万円相当）が抽選で当たる。１回の会計で配る抽選券は最大１０枚。

　キャンペーンの総額は７００万円。食事券１万円分が１００人、５千円分が２２０人、３千円が３００人、定期便が４００人の計１０２０人が当選する。

　抽選券には、シリアルナンバー、特設サイトのＱＲコードとＵＲＬを記載。サイトにナンバーを入力すると、その場で当落結果が分かる仕組み。

　市の「商業団体等販売促進支援事業」を活用。商議所の吉田富三夫常務は「多くの市民に参加してもらい、コロナ禍で苦しんでいる飲食店を応援してほしい」とＰＲした。

　問い合わせは、八戸商工会議所＝電話０１７８（４３）５１１１＝へ。

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