Free自転車で下北巡り楽しんで 5市町村の飲食店スタンプラリー 来月19日まで

スタンプラリーへの参加を呼びかける髙木将人代表理事(左から2人目)ら=7月下旬、大間町
スタンプラリーへの参加を呼びかける髙木将人代表理事(左から2人目)ら=7月下旬、大間町

全国のサイクリスト集まれ―。むつ市の一般社団法人「シモキタクリエイト」(髙木将人代表理事)が、「下北半島縦断スタンプラリー」を展開している。新型コロナウイルスや昨夏の豪雨災害の影響に苦しむ一帯を活気づけようと企画。同市など国道279号沿線5市町村の飲食店を巡り、スタンプを五つ集めると、漫画家松本規之さんがデザインしたオリジナルクリアファイルがもらえる。髙木代表理事は「下北の絶景やおいしい食事を楽しみながらスタンプを集めてみては」とアピールしている。

 シモキタクリエイトは、同市職員の有志で設立された非営利法人。さまざまなイベントを通じた下北地域の活性化を目指しており、これまでにJR大湊線開通100周年を記念したメモリアルフォトブックの制作などを手がけてきた。

 今回は、コロナ禍で人気が高まるサイクリングに着目。アニメ化もされた漫画「南鎌倉高校女子自転車部」の作者である松本さんと、国道279号沿線を自転車で巡るシナリオやキャラクターなどを考案し、沿線でのスタンプラリーを企画した。

 参加飲食店は、大間町2店、風間浦村2店、むつ市6店、横浜町1店、野辺地町3店。9月19日までの期間中に大間―野辺地間を走破し、各飲食店でスタンプを集めると、オリジナルキャラクターが描かれたクリアファイル2種類をもらうことができる。

 スタンプラリーについて髙木代表理事は「サイクリングはコロナ禍でも密にならず、健康増進にもつながる。下北半島がサイクリストの聖地になれば」と期待。 参加店舗の一店・お食事処(どころ)さつ丸(大間町)の新田さつ子さんは「下北の風にたくさん当たってほしい。本州最北端で待ってるよ」と呼びかけている。

 詳細はシモキタクリエイトのホームページなどで確認できる。

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