Free週間ダイジェスト(7月10~16日)

▽田名部氏再選、広瀬氏初当選
 参院選は10日、投開票が行われ、青森選挙区(改選数1)は、立憲民主党現職の田名部匡代氏(53)=社民党推薦=が再選を果たした。岩手選挙区(同)は、自民党新人の広瀬めぐみ氏(56)=公明党推薦=が初当選した。

 ▽サンノワ事業停止へ
 経営が悪化する三戸町の地域商社SANNOWA(サンノワ)について、町は12日、今月中に事業を一時停止する考えを明らかにした。町は近く100%株主となり、改めて経営状況を精査した上で、事業継続の可否を最終判断する。

 ▽マツカワ稚魚初出荷
 魚が取れず青森県内の漁獲量が低迷する中、県が高級魚マツカワの養殖事業を本格化させている。13日は、階上町の県栽培漁業振興協会で育成した稚魚1万匹を初出荷した。

 ▽県民栄誉賞を授与
 青森県と県教委は13日、今年5月に行われた聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」の陸上男子100メートルで、日本人で初めて優勝した佐々木琢磨選手(28)=五戸町出身、仙台大職員=に県民栄誉賞と県スポーツ栄誉賞をそれぞれ授与した。同町は14日に町民栄誉賞を贈った。

 ▽子どもの肥満傾向顕著
 文部科学省が13日公表した2021年度学校保健統計調査(速報)によると、青森県内の子ども(5~17歳)の肥満傾向は、男女とも全年齢で全国平均を上回った。男子の6、7歳、女子の13~17歳で1位となった。

 ▽福岡工高の工業2学科維持
 岩手県立高校再編計画後期計画(2021~25年度)で、県教委は24年度に予定する福岡工業(二戸市)と一戸(一戸町)の統合後、現行の工業2学科2学級を維持する方針を固めた。1学科1学級に減らすとした当初の計画を見直す。

 ▽前今別町長が起訴内容認める
 今別町発注の町営住宅修繕工事を巡り、官製談合防止法違反などの罪に問われた前町長中嶋久彰被告(66)の初公判が14日、青森地裁で開かれ、同被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求め、結審した。判決は8月16日。

 ▽感染拡大止まらず
 青森県は16日、県内で921人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち八戸市は383人。県内の1日当たりの感染者数は12日から5日連続、同市は11日から6日連続で過去最多を更新。同市を中心に県南地方で感染拡大が続いている。

 
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