Freeサクランボ「色付き、味良好」 八戸南郷の観光農園、18日オープン

順調に生育し、食べ頃を迎えた観光農園のサクランボ
順調に生育し、食べ頃を迎えた観光農園のサクランボ

八戸市南郷観光農業振興会(一二三勝会長)は16日、同市南郷の森観光農園でサクランボの目揃(めぞろ)え会を実施した。天候により若干の割れが見られたものの、色付き、味は良好。関係者は18日から始まるサクランボ狩りに向け、期待を膨らませた。

 同農園主の森勇一さん(63)は35アールの園地に佐藤錦をはじめ、8品種を育てている。

 森さんによると、4月下旬に開花したが、満開時期の強風で着果数が例年の半数程度にとどまった。さらに6月の肥大期に低温と雨による実割れが発生したものの、観光向けのサクランボは十分に確保できたという。

 一二三会長は「天候不良を乗り越え、どうにかここまでこぎ着けた。デリケートな果物を育てる農家の方々の苦労も感じながら、おいしいサクランボを食べに来てほしい」とあいさつ。森さんは「品種による味や食感の違いを楽しんで」とアピールした。

 南郷のサクランボ観光農園は4カ所で、いずれも18日オープン。天候にもよるが、例年7月上旬までサクランボ狩りを楽しめる。予約制だが、当日空きがあれば受け入れる。予約などの問い合わせは同振興会事務局のグリーンプラザなんごう=電話0178(82)2902=へ。

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